2004年11月1日 韓国工業新聞 
 

この度11月1日、韓国工業新聞4周年にあたり僭越ながらお祝いを申し上げます。




韓国金型新聞 御中                   2004年11月1日

工業新聞創刊 4周年お祝辞

 工業新聞の読者の皆様には、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。この度の工業新聞4周年にあたり、お祝辞を申し上げますことを心より光栄に思います。

 今年に入り、日本での韓国ブームは一層加熱しています。貴国の俳優、ぺ・ヨンジュン、コ・ヨソン、イ・ジョンウォンなどが来日し、テレビを通じて日本中で大騒ぎをしています。又、日本の若い女性は彼らを目当てに訪韓し、熱狂的なファンの熱が下がる気配はありません。これは彼らが美男・美女であることと、やはり年々成長する先進国としての韓国に対する憧れであると解釈しています。国営テレビNHKでは毎週韓国のテレビドラマを放映しています。以前から真の韓日友好を切望している私としてとても喜ばしい出来事と思っています。

米調査会社JDパワーのジェームス・パワー副社長は、日本車を激しく追い上げる韓国自動車メーカーは、数年後の量販モデルで品質がトヨタと並ぶと予想している。(10月20日・日本経済新聞13面)
 21世紀に入り、工業国として一段と進化し続けている韓国の工業力は世界も認めています。
 近年、地球環境問題が大きく取り上げられ、世界中で異変気象が発生している中、日本や韓国、世界の自動車生産国は地球に優しく燃費の良い車等、質の高い車を生産することはとても重要なことと考えます。
 又、サムソン社は日本の大手IT企業3社の合計より多額の設備投資をするニュースも聞きました。10月20日に同社は薄型大型ブラウン管が発表され、日本の家電メーカーは衝撃を受けています。
 モノづくり大国日本の最大の良きライバルとなった韓国と日本は今後一層密接な交流を続け、世界で屈指の工業国として共に発展したいものです。

 韓国の製造企業が今後も発展を続けるためには、各社の努力は言うに及ばず、韓国工業新聞は貴国の産業界に益々質の高い、タイムリーな情報を提供し、貴国の発展に無くてはならないメディアとしてご活躍されることを心より祈念しています。


                           
                           株式会社 伊藤製作所
                           代表取締役 伊藤澄夫
                      MBA 中京大学大学院
                            客員教授 伊藤澄夫